ノロウイルスによる感染性胃腸炎の流行の兆しあり。
国立感染症研究所が11月17日、11月2~8日の期間中の感染症発生動向調査を公開しました。同調査により、ノロウイルス感染由来とみられる感染性胃腸炎の全国患者が、直近1カ月で1.8倍に増加していることが明らかになりました。
埼玉県では定点観測での報告例が10/26〜11/1(692名)→11月2~8日(785名)と徐々に増加傾向を示しています。
ノロウイルスに効果のある抗ウイルス剤はなく、治療は対症療法に限られるため、予防が肝心となります。予防に関しては手洗いや食品の加熱調理が有効です。まず外から帰ってきたらうがいと手洗いを忘れずにしましょう。