小児科の診療の受け入れを中止致します。
私の父である故 中村泰三から継承していた小児科の標榜を降ろすことにしました。
昨今の成人の発熱外来での対応で、発熱、咳嗽、咽頭痛、下痢などを主訴に受診される成人患者さんとそのような症状のない一般の患者さんとを完全に分けて診療を行うには、院内での導線や、隔離スペースのの確保が当院では困難な状況です。小児科を標榜する場合には、生まれて間もない新生児から15歳までの年齢の幅を全て診る事が要求されますが、成人と異なり専門領域だけ診るわけにいかずそれなりの責任が伴います。さらに高齢化社会になり、患者さんの高齢の方の比率が増え、新生児、乳児を診察する場合には経験豊富な小児専門医に診察をお願いすることが良いとの判断のもと、小児科の診療の受け入れを中止致します。御理解頂ければ幸いです。